たばこ火による火事の心配からの開放

たばこ火による火事の心配からの開放

タバコには、健康被害のほかにも、火事のように取り返しのつかない深刻な被害を引き起こす「火種」が内在しています。

ある統計によると、日本の火事の出火原因の10%がタバコの火の不始末によるものということです。

たばこによる火災原因のほとんどは、寝たばこにあるようで、大火事にならなくても死者が発生しています。

就寝中に火に巻き込まれてしまうのですからひとたまりもありませんね。

寝タバコによる火災の場合は、火の勢いによる熱や炎もさることながら、寝ている枕元から火災が発生するため、一酸化炭素中毒により死亡するケースもままあります。

また、タバコによる火事には、寝タバコによるもののほかにもいろいろあります。

タバコを灰皿でもみ消したつもりが、火が消えずに他の吸い殻に燃え移り、灰皿が熱を持ってテーブルなどに着火したり、タバコの火が消えたつもりで吸い殻をゴミ箱に捨てたら、ゴミにタバコの火がついて延焼を引き起こすケースもあります。

タバコをやめるとこういった心配もしなくて済みますね。

ちょっとした不注意で一瞬のうちに住む家を失ってしまうわけですから、家の中にタバコを吸う人がいると、家族は実のところ気が気ではないと思います。

たばこをやめてもやめなくても火事は起こらないかもしれませんが、少なくてもいっしょに住んでいる家族の火災に対する不安の大部分は取り除いてあげることができるのではないでしょうか。