禁煙と不安

禁煙するときの不安についてのお話第二弾です。
禁煙を始める時は誰しも「果たしていつまで禁煙が続くものやら」という思いを心に持っているものではないでしょうか。
また、もしかしたらあなたは今までに何度か禁煙に失敗した経験を持つ方かもしれませんね。
そのような不安な気持ちは仕方がないことです。
今までの喫煙慣行を急にやめようというわけですから、だれしもそのような不安に取りつかれるものだと思います。
ただし、禁煙を続けることができるかどうかという気持ちの問題は別にして、回りの環境だけでも変える努力をしていませんか。
身の回りからたばこに関連するものすべて消し去るのです。
まず、ポケットや机の引き出しの中にたばこがまだ残っていのであればそれも思い切って捨ててください。
お気にいりのライターとかシガレットケース、パイプとかも同様です。
思い入れのあるものすべてをあなたの身の回りから消し去り、それを見てたばこをイメージするものすべてを捨ててしまうのです。
このようにすると、あなたがそれまでたばこやめるだろうかと不安に思っていた気持ちがかなり払拭されているはずです。
身の回りの環境を「禁煙への臨戦態勢」にしてしまえば、あなたの禁煙への意思はより強固になり、タバコを何としても辞めるんだという決心覚悟は揺るぎのないものになると思います。
禁煙を始めようとするには年をとり過ぎたとか、今さら始めても禁煙効果なんて期待できないと考えてはいけません。
そのように思うこと自体もたばこが仕掛ける罠かもしれませんね。
心から禁煙したいと考えていらっしゃる方であれば、何度か失敗することはあっても必ず禁煙を成就することができます。
なによりもあきらめないことが大切ですね。
次回は「習慣の恐ろしさ」についてお話しをしたいと思います。