禁煙の禁断症状と対応策第二弾。呼吸器細胞が乾燥したり、メランコリックになったかとおもえばヒステリックになったり感情の起伏が激しくなるのも禁煙 禁断症状の代表的な特徴です。

禁煙 禁断症状 その2

禁煙 禁断症状 乾燥現象

口などが乾くという現象も禁煙による禁断症状のひとつです。

呼吸器に関する身体の器官、すなわち口や鼻、喉などはタバコの煙から自らの身を守るために水分を出してタバコの刺激を緩和しています。

タバコを吸わない人にはとても強い刺激をあたえるタバコの煙も、常習喫煙者になれば慣れっこになってしまって普段の日常生活においてはその強い毒性と刺激に気づいていません。

ところが、禁煙して体内にたばこの煙が入ってこなくなると、これら呼吸器官の細胞が「あれぇ、もうあの刺激の強いタバコの煙はこないのかなぁ」ということで、一息ついて休んでしまうので、呼吸器器官が乾燥してしまうという禁煙 禁断症状がおきてきます。

口などが乾くことは不快な症状にはかわりないでしょうが、身体状況が悪化しているわけではないのでなにも心配もいりません。

十分に休ませてあげてください。

じきに乾きの症状も消えて正常な状態に戻っていきますから大丈夫ですよ。

これら乾燥をともなう禁断症状も、タバコに蝕まれていた身体が正常に戻るプロセス、禁煙を志すのであれば必ず通り抜けなければならない過程と考えてください。

禁煙 禁断症状 感情の起伏が激しくなる

時に物悲しく、特にヒステリックに・・・感情が右往左往して定まらず落ち着きがなくなるのも禁煙に付随する禁断症状の特徴です。

禁煙してニコチンが徐々に抜けていく過程では、いろいろな考えが脳裏に飛来してきます。

「禁煙しよう」、「タバコは吸うまいぞ」という意志が強ければ強いほど、「ここで一本吸ったらとてもうまいだろうな」とか「なにを我慢しているんですか。吸いたいなら吸えばいいじゃないですか。遅かれ早かれ必ずあなたは吸ってしまうんだから我慢している時間がもったいないでしょうに。」など、自分の中から湧いてくる欲求なのかニコチンの囁きなのか区別がつかないような雑音が次から次へと聞こえてきます。

ニコチンが禁断症状をばら撒いて貴方を試しているんです、決してこの内なる声にそそのかされてはなりません!!まともに相手をしないでください。

クダクダ考える暇があったら、頭の中を空っぽにしてこの禁断症状を追い出すべく身体を動かしましょう。

肩や腰を回したり、深呼吸するだけでもタバコを吸いたい気持ちがどこかへ行ってしまいます。

どうしても吸いたくなったら「1本吸っちゃったら今までの苦労が水の泡だよな。」と口に出しながら30秒だけ吸わないでいてください。

どなたにも当てはまることではないでしょうが、私の場合は不思議なことにタバコを吸いたい衝動がフッと消えていきました。

忘れないでください、ニコチンはせいぜい3日もあれば身体から抜けてしまいます。

その間何とか辛抱してニコチンが仕掛ける禁断症状の嵐をやり過ごすことができれば、貴方の禁煙成功率は格段とアップするでしょう。