禁煙方法〜将来のたばこを吸わない自分をイメージする

たばこを吸わない自分をイメージすることも有効な禁煙方法の一つです。
また、たばこを吸っている自分を第三者の目で客観視することもたいへん効果的な禁煙方法です。
まずは、たばこを吸い始めた頃のことを思い描いてみてください。
テレビや映画の俳優、自分の身近にいるたばこを吸ってカッコいい先輩などを見て「僕も吸ってみたい」ということでたばこを吸い始めませんでしたか?でも、いざたばこに火をつけて吸ってみても、咳込むだけで全然おいしくはなかったのではないでしょうか。
でもいかがでしょうか、「こんなもの何がうまくて吸っているんだ」などと思いつつも、次第にたばこに対する耐性が形成されてしまい、しばらくしない間に朝の寝起きや食後にはたばこの一服が至福のひと時にならなかったでしょうか。
そして、激しく咽かえりながらも、頭の中でたばこを粋に吸っているカッコいい自分をイメージしながら、たばこに対する免疫をどんどん増やしていきませんでしたか。
気づいた時には既に時おそし、私は数年後には立派なニコチン中毒患者になってしまいました。
ですから、貴方のイメージ力をフルに活用して、今までのプロセスを逆行することが、たばこを吸わない自分にBACK TO THE FUTUREするための手段、有効な禁煙方法になりえます。
禁煙方法〜現在のたばこくさい自分をイメージする

ぜひともこのイメージ禁煙作戦を試してみてください。
やってきた道をもう一度逆に辿って行けば起点に立ち返ることができるように、たばこを吸わなくなる自分、禁煙を成就できた自分をイメージすることも有効な禁煙方法の一つなのです。
たとえば、貴方の身近にいるたばこを吸わないでいつも溌剌としている素敵な方をイメージしてみてください。
また、たばこを吸うことで周囲に与えている悪い影響もイメージしてみてください。
たばこを吸わない人はたばこ臭い貴方の息をどう思っているでしょうか。
一週間も禁煙できてたばこを吸っている人の息をかいでご覧になれば答えはおのずと明らかになるでしょうが、それはそれは耐えられないにおいです。
また、駅のホームなどの片隅に追いやられた喫煙場所で、肩身の狭い思いをしながらたばこを吸っている、決してカッコいいとは言えない自分をイメージしてみてください。
そんな掃き溜めみたいなところでたばこをくゆらしても誰もカッコいいなんて思ってはくれませんよね。
何が悲しくてこんなところでたばこを吸わなければならないんでしょうか。
答えは簡単、それはニコチン中毒だから。
一般公衆に「私はたばこ奴隷、ニコチン中毒者です」と公言しているようなものです。
普通の感覚では耐えることのできない自分の姿も、ニコチンで目が曇れば、自尊心などどこ吹く風、周囲の目など全く気にならないというわけですね。
ぜひこのイメージ禁煙方法を試してみてください。
貴方がこれまで試した禁煙方法と組み合わせて行うと更に効果が期待できるでしょう。