鯉の孵化
今年も鯉の孵化に挑戦しました。
孵化に成功するためには、当然のことながら鯉に卵を産んでもらわなくてはなりません。
我が家の鯉は、本当に春めいてくる例年5月から6月にかけて産卵します。
まず最初の作業は頃合をみて池を掃除することですが、今年は6月3日に作業を行いました。
ポンプで池の水を吸い上げて、鯉を一時水槽に移し、池を掃除します。
掃除が済んだら池の縁周りに塩をまぶして消毒します。
その後で鯉を放し、池の四隅に杉の葉を束ねたものを浮かべておきます。
5日くらいたつと杉の葉にビッシリと鯉の卵が産み付けられます。
鯉の卵が付着した杉の枝を、剪定ばさみを使って適当な大きさに切りそろえ、田んぼの畦に移します。
約2週間くらいで孵化しました、孵化したばかりの鯉の稚魚は目を凝らしてやっと見えるほど小さなもの。
しかし、2〜3ヶ月たつと大きなものは15cmくらいの大きさになりました。
なんか、あまりにも大きすぎて本当に我が家の鯉?、まさか去年の生き残り?などと家族で話題になりましたが、どうやら今年孵化した鯉に間違いないみたいです。
田んぼにはいろんな微生物や虫がいて鯉の成長には殊更適しているようです。
小さな鯉が群れて泳ぐ姿を見ているとなにやら心が和んできます。
今年は大きな鯉をかなりの数確保できたのでうれしかったです。
でもサギにかなりの数やられたみたいなので(サギの足あとがいっぱい田んぼについていた)、サギ対策が来年の課題です。