厚生労働省 受動喫煙
厚生労働省が9月28日に発表した調査によると、受動喫煙で死亡する成人は年間で6800人と推計できるとのこと。
男女の内訳では、女性が全体の半数以上の4600人、そして職場での受動喫煙による死亡者は3600人となっています。
年間の労災認定数はおよそ1000人といわれていることを考慮すると、今回厚生労働省が発表した死亡者の数は極めて大きいものといえるでしょう。
ここ数年来、受動喫煙に関しては職場環境の改善などいろいろな施策がとられてきましたが、この調査をもとに更に一層の充実を期待したいところですね。
たばこを吸う本人が病気になるのはなかばいたしかたない感もありますが、たばこを吸わない人が受動喫煙の被害にあうのは不条理以外の何物でもないですからね。
また、今後は厚生労働省の指導により、職場には更に受動喫煙防止についてのメスが入ることが予想されます。