路上喫煙は危険です

路上喫煙の危険性についてはいろいろな方が言及されておられます。
また、昨今では路上喫煙の危険性に鑑み、地方公共団体の一部では路上喫煙者に対して罰金を科しているところもあります。
そのせいなのかどうかは不明ですが、近頃では路上での喫煙者を昔ほどは見かけることが少なくなった・・・と思っている方がほとんどでではないでしょうか。
いいえ、ちがうんです。
路上での喫煙者を見かけなくなったのは昼間のうちだけです。
夜の飲食店街では未だにたばこを片手に歩行しながら喫煙をしている人がかなりいます。
夜の帳に隠れているので人の目からは路上で喫煙している姿が見えずらい、アルコールで羞恥心や禁煙に対する意識が薄らいでいる・・・など、いろいろ理由はあるのでしょうが、とても危険極まりないことです。
人から見えずらいということは、通りすがりの人も路上喫煙者のタバコに気づきづらいということであり、たばこの火が思わぬ危険な事態を招く可能性が残されているということです。
特に、身長の低い子供の手を引きながら歩いている場合には、子供の顔や目を喫煙者のタバコの火が直撃する可能性もあるのでかなり危険です。
公衆が行き交う路上でタバコが吸いたいという自分勝手な欲求を抑えきれず、煙や臭いなどで人とに迷惑をかけるばかりではなく、いたいけのない子供をたばこ火の毒牙にかけてしまったら、後でいくら悔いても悔い切れないでしょう。
また、現在のように路上喫煙など公衆喫煙に対して非常に厳しい世論では、そのような自分勝手な理由で人を傷つけた場合であれば厳罰が下されることも予想されます。
今年から、民間人が人を裁く裁判員制度がスタートしますが、私が陪審員に選定されたら、このような場合はまちがいなく該当する罰の中でも最も重いものを適用するでしょう。
決してたばこを吸うことが悪だと申し上げているのではありません、タバコを愛するような風流人ならば、第三者の健康被害について最大の注意を払ってしかるべきだと申し上げております。
決して他人をタバコの歯牙にかけてはならないのです。
路上喫煙は貴方のセルフコントロールの欠如を如実に暴露しています。