喫煙の習慣はほんのささいな理由から始まるものの、なかなか止めることができない恐ろしいものです。喫煙習慣の恐ろしさを今1度考えてみましょう。

喫煙習慣は恐ろしいものです

「禁煙ほど簡単なものはない。

僕はこれまで何百回となくたばこをやめたことがあるんだ」これって誰の台詞歌は皆さん御存じですか。

老人と海などを著したアメリカの著名な作家であるマーク・トウェインの言葉ですね。

あんな立派な作品を残した方でもやっぱり禁煙することは難しかったようです。

あなたも似たような経験に思わず苦笑いをされたのではありませんか。

たばこを吸う人の約7割は禁煙したいと考えていらっしゃるのだそうです。

反対に「たばこはストレスを解消する薬のようなもの。

大した害もないし禁煙だとなんだと騒いで人間の気持ちが分からない」と考えている人は喫煙者全体の20%程度といわれています。

体によくないことは十分知っているんだけれど、なかなかやめられない・・・あなたもその中のひとりではありませんか。

あなたが心の底から禁煙したいと思っているのであれば、まずたばこの習慣性について再認識をしましょう。

あなたはなぜたばこを吸い始めましたか。

私は回りの友達がたばこを吸い始めるのを見て、彼らがとても大人のような気がして、ああいうふうにかっこよくたばこが吸えたら自分も大人びて見られるのではないと思い、たばこを吸い始めたような気がします。

決してたばこがおいしいとか、吸うとストレスが解消できるとかという理由で吸い始めたわけではありません。

考えてみると、ほんの些細な理由から喫煙なんて体に悪い習慣を身につけてしまったんですね。

おそらく、ほとんどの方はこのような取るに足らない理由でたばこを覚えたのではないでしょうか。

吸いはじめのころは、吸うたびにゴホンゴホンとせき込んで、「こんなまずいもの他の人はどうして毎日吸っていられるんだろうか」と思っていたのも束の間、日がたつにつれて、10本20本と本数が増えていきましたね。

これって一体どうしてだったんでしょうか。

ここではあえてその理由には触れません。

まずは、たばこがあなたの生活にいかに太い根を張っているのか気づいてほしいと思います。

自分の行動パターンを知ること、頭で分かっていても実行できない喫煙習慣の恐ろしさを知ること・・・これが禁煙への第一歩です。

この次は喫煙者の1日の行動がどのようなものなのか考えてみたいと思います。

それではまた。