女性と喫煙

日本女性の喫煙率は約15%といわれていますが、20代女性の喫煙率は、約24%でここ数年高くなる傾向にあります。
タバコは健康と美容の大敵なはずなのですが、人一倍このことに関心がありそうな年代の喫煙率が上がっているのは何故なのでしょうか?若さへの過信タバコの詐欺師的側面に、ゆっくりと時間をかけて人体を蝕んでいく、むしろ若くて健康なうちは、タバコによる健康阻害が心地よい、ことなどがあげられると思います。
喫煙による肌の不調は実感しているでしょうが、自他共に顔の表情や肌のつやに際立った変化が現れてくるのは40歳を過ぎてからなので、「なんだ、たいしたことないじゃない」とあまり気にかけない人が殆どでしょう。
そう、これが禍根の大元であり、タバコの狡猾なところです。
どうせ毒物なら、始めから毒性を強く見せ付けて敬遠されてしまえばいいものを、大したことがないように見せかけて、人の命を時間をかけて吸い上げていきます。
若いうちはそれほど表面には現れないから、「今が良ければいい」と思っても、ゆっくりゆっくりと「ダメージ」は忍び寄ってくるのです。
どんな美人でもタバコを吸い続ければ、美と若さをどんどん失っていきます。
20〜30年後の同窓会では歴然とした差が付いてしまうかもしれません。
一旦喫煙を習慣にしてしまうと、やめるのがツライので、初めから吸わない方がいいに決まっています。
が、現実は4人にひとりは喫煙者で、美と健康を手放す「損」な方向へ向かってしまっています。
キレイでいるためには、なんといっても基本は「健康」です。
タバコを吸って血液ドロドロでは、キレイなお肌は保てません。
美容と健康は切っても切り離せないもの。
また「若い」という永遠の真昼はいつまでも続くものではありません。
悲しいことに失って初めてそのありがたみがわかるものでもあります。