禁煙 対策 その1:吸いたい気持ちを理性の力でねじ伏せる快感を思い浮かべる

禁煙できないのは意志が弱いからではない、ニコチン病という列記とした病気なんだ・・・とはよく耳にするところです。
ですから、長い間に形成されたタバコを吸いたいという衝動を理性の力だけで踏みとどまらせるのはやはり至難の業なのですね。
それゆえ、禁煙補助薬など一切使わず禁煙を達成できた時の達成感は何物にも替えることのできない自信になります。
禁煙は健康を取り戻すためだけに行うものではありません、「自分をコントロールしているのは自分なんだ」という人間としての誇りを取り戻すプロセスでもあると思っています。
禁煙 対策 その2:吸いたい気持ちを30秒こらえる
これ意外と効果があります。
我慢に我慢を重ねても「あ〜、タバコが吸いたい、誰がなんと言おうが私はタバコだ吸いたい」と思ったら、30秒だけ我慢してみてください。
最初に種明かしをしますが、この方法は何回も回を重ねるごとに耐性が増していきます。
つまり、1回目の我慢は2回目の我慢より辛い我慢です。
裏を返せば1回目が我慢できれば2回目は比較的楽に「タバコが吸いたい気持ちをやり過ごすことができるということです。
禁煙 対策 その3:貯金ができることをイメージする
タバコ代いまいくらしていますか?私が吸っていた時はキャビン一箱300円でしたが今も変わっていないでしょうか。
もし、あなたが禁煙に挑戦なさるのであれば、100円ショップで売っている500円硬貨ならばうん十万円貯められるという貯金箱を買ってきて、毎日たばこ代を貯めていきましょう。
一か月貯めれば九千円になりますね。
煙と化して貴方の身体を蝕むはずのどぶ銭が今や使えるお金として手元に残るんです。
将来あなたが子供をもてば、成績の優劣に関係なくたくさんの教育資金が必要になります、今の内から貯金しておくのもいいかもしれません。
恥をさらして恐縮ですが、私はこの貯金箱の蓋を2回ほど缶切りで開けたことがあります。
もちろん、貯めたお金でタバコを買おうとしてのことです。
禁煙 対策 その4:タバコ以外のもので口を慰める
禁煙を開始して日が浅いうちは、タバコの代わりに四六時中口に入れておくものが必要になります。
とても単純であまり効果が期待できないような気になるかもしれませんが、経験上口に詰め物をしておくのは極めて有効な手段です。
喫煙行為は長い間の習慣なのでしばらくは口がさみしい状況が続きますが、禁煙を3日続けることができれば第一ハードルはクリア。
次の目標は1週間ということになりますが、1週間を越してしまえば禁断症状もさほど気にならなくなります。
口に何か入れているなんて赤ちゃんがおしゃぶりしているようでいやでしょうが、せいぜい1週間の辛抱です。
この期間中はとにかくニコチンのヒステリーをうまくやり過ごすことだけに注意を集中しましょう。
そのうちタバコの存在自体を忘れるほどにまでなりますからご心配なく。